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福岡の旅
太宰府市
大宰府政庁跡
だざいふせいちょうあと
福岡県太宰府市観世音寺4
都府楼跡(とふろうあと)の名前で親しまれている大宰府政庁跡は奈良から平安時代にかけて九州一円を統轄していた役所大宰府があったところです。
7世紀後半、大和朝廷は那の津の官家(みやけ)をここに移し、九州を治め、わが国の西の守り(防衛)、外国との交渉の窓口となる役所(大宰府)としました。
太宰府は平城京、平安京に次ぐ大きな都市だったようです。万葉集には「遠の朝廷(みかど)」と詠まれました。しかし天慶3年(940)に藤原純友の乱で焼失してしまいました。
今は広い野原に立派な礎石が残り、往時をしのぶことができます。そこを中心に門や回廊、周辺の役所跡等が整備されて公園となっています。
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