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鹿児島の旅と歴史
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黒潮の森マングローブパーク
くろしおのもりまんぐろーぶぱーく
鹿児島県大島郡奄美市住用町石原478


 平成13年(2001)に「黒潮の森 マングローブパーク」がオープンしました。奄美特有の動植物や自然とふれあえる体験型の公園施設で、道の駅「奄美大島住用」にもなっています。
 展示施設のマングローブ館にはジオラマ水槽やマルチスクリーンがあり映像や展示でマングローブの自然を知ることができます。
 スミヨウガーデン、ふれあい広場、大滝などが整備され、スミヨウガーデン、ふれあい広場などが整備され、カヌー乗り場や展望台行きのマウンテンライナー乗り場まで行かれます。
 カヌー乗り場からは、隣接する奄美群島国定公園特別保護地区へ水路で行くカヌーツアーを体験することもできます。
 展望台へのモノレールのマウンテンライナーは急峻な山道をあっという間に駆け上り山頂駅まで運んでくれます。
 目の前にはグリーンのじゅうたんを敷き詰めたようにマングローブの密林が広がり、河口の両岸には山が迫っていました。
 マングローブ(Mangrove)とは、熱帯地方の河口域などの塩性湿地に生育する森林のことです。日本では沖縄から九州南端までが生育できる地帯です。
 マングローブとは森林の型につけられた名であって、そのような名の植物があるわけではありません。
 熱帯や亜熱帯地域の河口など、満潮になると海水が満ちてくるところに生えている植物をまとめてマングローブと呼んでいるのです。
 マングローブを構成する主要な植物はメヒルギとオヒルギです。オヒルギはここが日本の北限にあたるそうです。
 太平洋に流れ込む住用川(すみようがわ)と役勝川(やくがちがわ)が合流する70万平方m以上のデルタ地帯にこの原生林が発達しています。
 マングローブは波があたるような場所では生育できないそうです。満潮(まんちょう)になると海水が満ちてくるようなところ潮間帯(ちょうかんたい))に生えている植物なのです。
 泥質の中は酸素が不足がちになるため、呼吸根といわれる地表に顔を出す根を発達させるものが多いようです。
 マングローブは塩分を取り過ぎないように根の部分で塩分をろ過するのだそうです。ろ過しきれなかった塩分は葉に溜めこまれ、その葉は黄色くなって枯れるということです。


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