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宮崎の旅と歴史
宮崎の旅        日南市

小村記念館
こむらきねんかん
宮崎県日南市飫肥4ー2ー20ー1


 国際交流センター小村記念館は日南市飫肥(おび)出身の明治の外交宮・小村寿太郎の没後80年を記念して、平成5年(1993)にオープンした記念館です。小村寿太郎の生い立ちから業績までを紹介しています。
 20世紀初頭、外務大臣として日英同盟を結び、日露戦争の講和条約であるポーツマス条約締結の際には日本側の全権大使として活躍しました。
 また、不平等条約を改正して関税自主権をも獲得しました。この功績で日本は名実ともに独立主権国家となったのです。
 20歳でハーバード大学に入学、帰国後大阪裁判所に勤めた後、外務省に入省。明治34年(1901)、46歳で外務大臣に就任、明治38年(1905)9月5日に日露講和条約をアメリカのニューハンプシャー州ポーツマス市で調印しました。
 日露戦争は戦局が泥沼化しアメリカの仲介で講和会議になったため、勝敗が決していない状況での講和会議開催という難しいところでした。
 講和成立後は、樺太北部と償金の放棄という講和条件に反対して国内で大暴動が起こりました。
 小村記念館の前庭にNHKの連続テレビ小説「わかば」日南ロケを記念してさざんかが記念植樹されています。若葉の伯母役の斉藤慶子さんが植えたそうです。


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