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宮崎の旅と歴史
宮崎の旅        日南市

豫章館
よしょうかん
宮崎県日南市飫肥9ー1ー1


 豫章館の名は邸内にあった樹齢数百年という大楠にちなんで付けられたそうです。クスは樟とも書かれるのだそうです。
 豫章館は飫肥第14代藩主の伊東祐帰(すけより)が飫肥城から移り住んだ屋敷です。昭和58年(1983)に伊藤家より日南市に寄付された建物です。
 主屋は明治元年(1868)に建てられました。この建物は飫肥杉材で造られています。日南市近郊の樹齢100年もの杉です。強くて美しい建築材です。
 飫肥藩武家屋敷の典型的な形式で、その中でも最も格式の高い建物だそうです。
 この地は伊東家の家臣伊東主水(もんど)の屋敷だったそうです。明治2年(1869)、伊東祐帰が飫肥藩知事に任命されここに住むようになったのです。
 広い屋敷に主屋や御数奇屋・雑舎・蔵を配し、入口には薬医門を構えています。
 南側には愛宕山を借景した枯木水の庭園があります。武学流の作庭といわれる庭園で、広い空間に庭石や石灯籠、庭木などが巧みに配置されています。


 規模と手入れの良さでは九州でも有数のものです。奧に佇む御数寄屋(おすきや)の周りには竹林が配されていました。
御数寄屋(おすきや)


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