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北海道・石狩の旅    札幌市

時計台
とけいだい
北海道札幌市中央区北1条西2丁目


 時計台の名で市民に親しまれている札幌市時計台は北海道大学の前身である札幌農学校の演武場として明治11(1878)年10月に建築されました。
 この建物は当時アメリカ中・西部で流行したバルーンフレーム構法と呼ばれる木造建築構造様式を取り入れた飾り気のない簡素な実用建築で我が国では珍しい建造物です。
 時計塔には、米国ボストン市のハワード時計会社制作の時打重錘、振り子式四方塔時計(製造番号738)が設置されています。おもりは、豊平川で採石した玉石が使われているそうです。
 明治14年(1881)8月12日の運転開始から当時の姿のままで時を刻み続けています。現存する塔時計としては日本最古のものだそうです。国の重要文化財にも指定されています。
 時計塔の中の2階には、当時の演武場つまり体育館の様子が再現されています。正面の「演武場」の揮毫は岩倉具視によるものだそうです。札幌の街を歩いている時、鐘の音が聞こえてきました。



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