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北海道・釧路の旅    厚岸郡厚岸町

国泰寺
こくたいじ
北海道厚岸(あっけし)郡厚岸町湾月1丁目5
Tel 0153-52-3064


 景運山国泰寺は、湾月のバラサン岬にある臨済宗南禅寺派の道東随一の古刹です。文化元年(1804)徳川幕府により建立された蝦夷三官寺の一つです。ロシアの南下や異教の侵入阻止、アイヌ人の教化を主な目的としていたようです。
 国泰寺の山門は国の史跡に指定されていて、徳川家の家紋が彫られています。また北海道最古の仏牙舎利塔を含む、お寺全体も国の史跡に指定されています。
 国泰寺には、初代住職から約60年間書き継がれた寺務日誌の「日鑑記」等が残されています。
 境内には樹齢170年以上という老桜樹があります。その昔、この桜の下で風雅な宴を催したことが「日鑑記」に記されています。
国泰寺老桜樹
 厚岸町郷土館は国泰寺の隣りに昭和42年(1967)に開館しました。館内には道指定有形文化財「日鑑記」など国泰寺資料をはじめ、多数の古文書、国指定重要文化財「蝦夷三官寺国泰寺関係資料」などが所蔵展示されています。
厚岸町郷土館
 またアイヌ関連の展示や明治23年(1890)に入植した太田屯田兵関係資料、埋蔵文化財資料、民俗資料を展示し、古くから栄えていた厚岸の歴史がわかるようになっています。
厚岸町郷土館



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