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北海道・宗谷の旅    稚内市

稚内公園
わっかないこうえん
北海道稚内市富士見4丁目


 稚内公園は稚内市街地西側の高台にあります。稚内の街並みを一望できる緑豊かな公園です。
 広い園内には氷雪の門、行幸啓記念碑、九人の乙女の碑、教学の碑、南極観測樺太犬記念碑、樺太犬供養塔、測量の碑、開基百年記念塔、北方記念館などが建てられています。
 氷雪の門(ひょうせつのもん)は、昭和38年(1963)全国からの支援によって建立されました。かつて日本領土だった樺太で亡くなった日本人のための慰霊碑です。
氷雪の門
 彫刻家、本郷新が作成しました。高さ8mの門の間に2.4mの女性のブロンズ像が建っています。その肩越しに樺太を望むことで望郷の念を表しています。樺太で亡くなった全ての日本人を慰霊しています。第二次世界大戦終戦後のソ連軍によって樺太で殺された日本人だけを対象としているわけではないそうです。
氷雪の門
 樺太犬の功績を讃え、「南極観測樺太犬訓練記念碑」というブロンズ像が建てられています。 昭和32年(1957)初めての南極観測で犬ぞり隊が編成されました。稚内周辺から集められた樺太犬でした。南極へ出発する前に、ここ稚内公園で8ヶ月間、厳しい訓練を受けました。
南極観測樺太犬記念碑
 昭和33年(1958)南極では悪天候ため樺太犬が置き去りにされるという悲劇が起こりました。翌年、樺太犬タロ・ジロの2頭が奇蹟的に生き延びました。命を落とした犬たちの霊を慰める慰霊碑です。稚内公園の犬ぞり訓練所跡地に、昭和36年(1961)建立されたものです。
樺太犬供養塔
 「樺太犬供養塔」の近くに「測量の碑」という円形のモニュメントがあります。ベンチのような形で、中心には方位盤と標石があり、このモニュメントの正確な位置が表示されています。
測量の碑



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