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千葉の旅と歴史
千葉の旅      南房総市

野島埼灯台
のじまざきとうだい
千葉県南房総市白浜町白浜630
Tel 0470-38-3231


 野島埼灯台は、房総半島の最南端野島崎に立つ、白亜の八角形をした大型灯台で、「日本の灯台50選」にも選ばれています。周辺は、南房総国定公園に指定されていて、雄大な太平洋のパノラマが展開しています。
 この灯台は、明治2年(1869)にF・L・ヴェルニーを首長とするフランス人技師によって造られた西洋式灯台です。内部にあるらせん階段を上れば、雄大な太平洋が見渡せます。灯台資料展示室「きらりん館」も併設されています。
 慶応2年(1866)徳川幕府がアメリカ、イギリス、フランス、オランダの4ヶ国と結んだ「改税条約」(別名、江戸条約)によって建設することを約束した重要拠点の灯台の一つです。それは観音埼、野島埼、樫野埼、神子元島、剱埼、伊王島、佐多岬、潮岬の8ヶ所でした。
 明治2年(1870)12月、観音埼灯台に続いて、日本の洋式灯台では2番目に初点灯しました。野島崎は東京湾に出入りする船舶に とっては、非常に重要な地点でしたので、他に先立って建設されました。
 大正12年(1923)9月1日、関東大震災で、地上6mの所で折れ、大音響とともに倒壊しました。その後、大正14(1925)8月に、現在の白色塔形(八角形)コンクリート造りで、再建されました。昭和20年(1945)太平洋戦争の攻撃で大きな被害を受けましたが、翌年、復旧しています。


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