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千葉の旅と歴史
千葉の旅      館山市

洲崎神社
すのさきじんじゃ
千葉県館山市洲崎1344
Tel 0470-29-0713


 洲崎神社は神武天皇の時代、安房の開拓にあたった天富命(あまのとみのみこと)が、祖母であり、洲神と呼ばれた天比理刀当ス(あめのひりのめのみこと)を祀ったのが始まりといわれています。
 寿永元年(1182)、安房に逃がれた源頼朝が、妻の政子の安産を祈願しています。また、太田道灌が江戸城を築いたとき、江戸の鎮守として明神の分霊を勧請し、それが東京にある神田明神といわれています。
 戦国時代の初め、房総里見氏も洲崎神社を尊崇して、7代義弘は神領5石を寄進し、江戸幕府もこれに倣って朱印状を下しています。文化9年(1812)老中松平定信は「安房国一宮 洲崎大明神」の扁額を奉納しています。
 神社の鎮座する御手洗山(みたらしやま)はスダジイ、クロマツなどが茂り、自然林としての景観がよく保たれています。貴重な林として千葉県天然記念物に指定されています。安産・航海安全・豊漁・五穀豊穣や 厄除開運の守護神として人々の信仰を集めています。

 洲崎神社本殿は延宝年間(1673-1681)に改築された建物です。三間社流造りで三方に木口縁をめぐらし、銅板葺・千木勝男木を置き、唐様三手先組で外部は丹塗仕上げ、木鼻欄間等に彫刻が施されています。
洲崎神社本殿


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