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群馬の旅と歴史
群馬の旅      吾妻郡東吾妻町

吾妻渓谷
あがつまけいこく
群馬県吾妻郡東吾妻町大字松谷
Tel 0279-68-2111


 吾妻郡長野原町と吾妻町にまたがる吾妻川の翡翠色の渓谷が吾妻峡です。特に長野原町川原湯の八ツ場大橋から、吾妻町松谷の雁ガ沢橋までの間約3.5キロを指します。
 八ツ場大橋から鹿飛橋までの約1.8kmには遊歩道が整備されています。
 九州の大分県北部の耶馬渓は険しい渓谷で有名です。大正元年(1912)、高名な地理学者、志賀重昂が吾妻渓谷を訪れ「関東耶馬渓」と呼んでいます。
 この渓谷は吾妻川の急流が、両側の岩石の山肌を深くを浸食して作られたそうです。
 大正九年、歌人の若山牧水が吾妻渓谷を訪れ「どちらかといえば(九州の耶馬渓より)形の小さく深くて静かな吾妻の渓に、より多く心の惹かるるのを感じ」(「みなかみ紀行」)と記しています。
 昭和10年(1935)に国の名勝に指定されています。なお、この一帯は八ツ場ダムの建設予定地になっています。このダムが完成すると名勝指定区域の約4分の1を失ってしまいます。


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