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群馬の旅と歴史
群馬の旅      高崎市

少林山達磨寺
しょうりんざんだるまじ
群馬県高崎市鼻高町296
Tel 027-322-8800


 昔、大洪水で碓氷川に流れて来た大木を一了行者が達磨大師の像を彫ってお堂に安置したのが少林山達磨寺の起こりです。
 元禄10年(1696)、前橋城主酒井公が水戸光圀公にお願いして、中国の渡来僧「心越禅師」(しんえつぜんじ)を迎え禅の道場として、この寺を開いたそうです。
 方位方災を除くという北斗星を神格化した北辰鎮宅霊符尊(ほくしんちんたくれいふそん)と達磨大師を祀っています。
 達磨寺は、張り子の縁起達磨の生まれた寺として知られていて、数々の「だるま」が祭ってある「達磨堂」があります。
 群馬県出身の歴代総理のだるまなども飾ってありました。
 この周辺は「だるまの里」といわれ、日本一のだるまの産地だそうです。
 毎年1月6、7日に開かれるだるま市は有名です。境内にたくさんの縁起達磨の露店が立ち並び、家内安全、商売繁盛など縁起を求めて達磨を買い求めにくる人で賑わいます。
 高崎だるまは少林山達磨寺9代東獄和尚の伝授で生活に苦しむ農民の副業としてだるま作りを山県友五郎が始めたことから始まったそうです。
 特徴は、マユは鶴、鼻から口ヒゲは亀をあらわし、とても縁起のよい顔の福入だるまです。
 少林山周辺では正月恒例のだるま市にむけ、70軒ほどの家で年間150万個のだるまが生産され、全国の8割を占めています。


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