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埼玉の旅
川越市
蓮馨寺
れんけいじ
埼玉県川越市連雀町7−1
Tel 049-222-0043
孤篷山(こほうざん)蓮馨寺(れんけいじ)は、大道寺駿河守政繁(まさしげ)の実母・蓮馨尼によって天文18年(1549)に開基、甥にあたる感誉上人(かんよしょうにん)を開山とし、創建された寺院です。大道寺政繁は、北条氏康の家老で川越を治めていました。
徳川時代には「関東十八檀林」の一つに数えられ葵の紋所が許されました。壇林として幕府の庇護の下、多くの学僧を育てました。檀林とは幕府公認の僧侶養成機関、僧侶大学でした。
正面の呑龍堂は大正初期の建築で、呑龍上人の像が安置されており、子育ての呑龍様として親しまれています 。呑竜上人は、感誉上人の孫弟子で、群馬県太田市の大光院を開いています。
境内には呑龍上人を祀った呑龍堂やその外陣に置かれた「おびんづる様」、墓域には蓮馨尼の供養碑、多門伝八郎重共(おかどでんぱちろう しげとも)の祖父・信清の宝箆印塔の墓碑などがあります。
蓮馨寺は明治26年(1893)の川越大火で、鐘楼と水舎を残し、山門及び諸堂すべて焼失してしまいました。この焼け残った鐘楼の梵鐘は元禄8年(1695)に造られたもので、その大きさは約1.5mあり市内では最大です。
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