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栃木の旅と歴史
栃木の旅       真岡市

大前神社
おおさきじんじゃ 
栃木県真岡市東郷937
Tel 0285-82-2509


 大前神社の創建は定かではありませんが、延喜式神名帳に記載されている古社です。歴代領主にも崇敬され平将門や芳賀氏は社領の寄進や社殿の造営を行っています。
 芳賀氏は、大前神社の東に若色城を、次いで南に御前城を築き、22代芳賀十郎清原高定に至るまで大前神社社領守護職を兼ねていました。
 芳賀氏の主家である宇都宮氏が改易になり、芳賀氏も所領没収され、大前神社は後ろ楯を失い一時衰退しました。天正18年(1590)徳川家康が江戸入府の時に再興しました。
 本殿は、文禄2年(1593)に建てられました。3間社権現造りで銅板葺きです。見事な彫刻の数々は、宝永4年(1707)名工藤田孫平治を棟梁として彫られたものです。このあと、孫平治は、成田山新勝寺の三重塔の彫刻も施しています。
 大前神社本殿、元禄元年に建てられた大前神社拝殿、享和2年の大前神社両部鳥居、天明3年の銅燈籠は栃木県の重要文化財に指定されています。
 事代主命(恵比寿天)を祀り、境内には台座7m、本体13mという日本一の恵比寿様が鎮座しています。


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