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東京の旅と歴史
東京の旅      文京区本駒込

六義園
りくぎえん
東京都文京区本駒込6−16−3
Tel 03-3941-2222


 六義園は元禄15年(1702)五代将軍徳川綱吉のお側用人だった柳沢吉保が7年もの歳月をかけて築園しました。
 六義園は吉保の文学的造詣の深さを反映した、繊細で温和な日本庭園です。小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられています。
 庭園の名称は、中国の古い漢詩集である「毛詩」の詩の六義、すなわち風・賦・比・興・雅・頌という分類法を、紀貫之が転用した和歌の「六体」に由来します。
 約2万7千坪の敷地の中にさまざまな景勝を取り込んだ日本式の回遊式山水庭園です。中之島を有する大泉水を樹林が取り囲み、紀州和歌の浦の景勝や和歌に詠まれた名勝の景観が八十八境として映し出されています。
 六義園は大和郡山藩柳沢家の下屋敷として明治維新を迎えました。明治になり三菱創設者の岩崎弥太郎の別邸となり、昭和13年(1938)に東京市に寄付され一般公開されました。昭和28年(1953)に国の特別名勝に指定されました。
 六義園のシダレザクラです。高さ13m、幅17mでエドヒガンという品種から変化したものです。50年以上たっています。枝いっぱいに見事な花を咲かせた薄紅色の滝のような姿は圧巻です。
 六義園は躑躅(つつじ)の花が特に有名です。地元では「駒込と言えばツツジの花の咲く街」と謳われるような象徴的な存在となっています。また庭園入口近くにある枝垂桜も名木として有名です。この枝垂桜の最盛期と紅葉の最盛期にはライトアップされます。


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