あなたは 番目の訪問者です。(ogino作成共通カウント)
直線上に配置
香川の旅と歴史
香川の旅        観音寺市

観音寺
かんのんじ
香川県観音寺市八幡町1−2−7
Tel 0875-25-3871

 
 観音寺は、琴弾山の東側山麓にある真言宗の寺です。同じ琴弾山にある琴弾八幡宮の別当、神宮寺宝光院として日証上人により創建されました。
 大同年間に弘法大師が第7世となり、興福寺にならって中金堂、東金堂、西金堂の制をとり、七伽藍を造営したそうです。中金堂には聖観音像を彫刻されて安置し、神宮寺を観音寺と改め、四国第69番霊場としたのです。

 仁王門の右の柱には「四国 六十八 六十九番 霊場」、左の柱には「七宝山 神恵院 観音寺」と書かれています。四国霊場では珍しく、一山に68番の神恵院と69番の観音寺の2つの寺があるのです。
  明治の神仏分離令で八幡宮の別当寺神恵院は独立しました。観音寺の地を借り現在地に移転し再建されので、同じ境内に2つの札所が生まれたのです。

 仁王門を入った右側に本堂があります。室町時代初期の建築といわれています。文明4年(1472)から大永5年(1525)の間に大修復したようです。昭和34年(1959)にも解体修理して修復しました。国の重要文化財に指定されています。
 本堂には、本尊である聖観世音菩薩と薬師如来、阿弥陀如来座像を安置しています。
 弘法大師は神恵院に来錫した時、神功皇后は観世音の生まれかわりとして聖観世音菩薩の尊像を刻み、山中に47基の仏塔を建て7種の珍宝を埋めて地鎮したそうです。これにちなみ山号を七宝山としたそうです。


香川県のトップページへ 旅と歴史トップページへ


直線上に配置

inserted by FC2 system