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香川の旅と歴史
香川の旅        高松市

国分寺(讃岐)
こくぶんじ(さぬき)
香川県高松市国分寺町国分2065
Tel 087-874-8840


 白牛山国分寺は古義真言宗御室派のお寺です。御室派とは、京都御室仁和寺を総本山といただく宗派です。国分寺は別格本山でもあるそうです。また国分寺は四国八十八箇所80番目の札所にもなっています。
 この国分寺も聖武天皇が天平13年(741)に発した国分寺建立の詔により、日本各地に建立された国分寺の1つです。
 寺伝では行基が十一面千手観世音菩薩を本尊として開基したとされています。
 この国分寺と、讃岐国分寺跡は国の特別史跡に指定されています。
 発掘調査の結果、奈良時代の讃岐国分寺は、現在の国分寺や東隣にある宝林寺を含む、南北240m、東西220mの境内地を有していたそうです。
 この国分寺の本堂は奈良時代の講堂跡に建っていて、今の本堂はこの礎石を再利用しているそうです。
 木造の千手観音立像は行基が造り、空海が手直ししたといわれています。実際には平安時代後期の作のようです。
 本堂は鎌倉時代後期の建築て゛国の重要文化財に指定されています。弘仁年間(810-824)に弘法大師が本堂などを修復しましたが、天正年間(1573-1592)に戦火にあい本堂と鐘楼のほかはすべて焼失したそうです。
 梵鐘は創建当時からのもので奈良時代のものです。これも国の重要文化財に指定されています。慶長14年(1609)、高松藩主の生駒一正が、この鐘を気に入り、城内に持ち込みました。ところか゛鐘は少しもならず城内外に悪いことが重なりました。そのため1ヶ月足らずで返されたそうです。。


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