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高知の旅と歴史
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土佐神社
とさじんじゃ
高知県高知市一宮しなね2ー16ー1
Tel 088-845-1096


 土佐神社は土佐の一ノ宮で四国でも有数の大社です。創建は5世紀ごろといわれています。広大な境内をもち、国の重要文化財に指定されている神光門とよばれる楼門から長い参道が続きます。
 正面奥に樹齢数百年の杉や檜の古木がそそり立っています。本殿、拝殿、幣殿、鼓楼と立派な建物が並んでいます。これらも国の重要文化財に指定されています。
 境内に「礫石」と呼ばれる自然石があります。古代にはこれを磐座として祭祀が行われていたと推察されています。
 延喜式神名帳では「土佐国土佐郡 都佐坐神社」と記載されて大社に列しています。海賊平定を祈願し成就した功績で天慶3年(935)に最高位となる正一位になったそうです。
 鎌倉時代、神仏習合の時代に神宮寺、善楽寺などと一宮を形成し、土佐高賀茂大社(高賀茂明神)と称されました。明治4年(1871)に土佐神社に改称し、国幣中社に列格しました。
 永禄6年(1563)、兵火により社殿が焼失してしまいました。元亀元年(1570)長曽我部元親が四国平定を祈願して本殿、拝殿、幣殿などを再建しました。
 幣殿と拝殿を合して十字型に造り、左右に翼拝殿を設けた「入りとんぼ造り」と称される独特の様式となっています。
 江戸時代の藩主山内氏も土佐高賀茂大社を保護し、土佐藩の祈願所としました。昭和21年(1946)、官国弊社の制度が廃止され、神社本庁所轄の別表神社となり現在に至っています。


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