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高知の旅と歴史
高知の旅        室戸市

室戸岬
むろとみさき
高知県室戸市室戸岬町6939


 室戸岬は高知県室戸市南端の太平洋に面する岬です。斑レイ岩などからなる標高100〜120mに達する数段の海岸段丘です。激しい海食により奇岩奇勝を形成しています。昭和3年(1928)に国の名勝に指定されています。また室戸阿南海岸国定公園にも指定されています。
中岡慎太郎の銅像
 灯台から海岸に下りる途中に中岡慎太郎の像があります。坂本龍馬と行動をともにし、龍馬と一緒に京都の龍馬の下宿「近江屋」で刺客に襲われ重傷を負い、数日後絶命しました。 久坂玄瑞と共に佐久間象山を訪問し、板垣退助に西郷隆盛を紹介したり、京都白川邸に「陸援隊」を編成して隊長にもなりました。出身地が室戸岬に近いそうです。
 展望景観の優れた室戸岬半島部では見どころが多く、室戸岬は日本八景にもなっており景勝地としてよく知られています。
 また、岬一帯で見られる暖温帯林と海浜植生は学術的価値が極めて高く、アコウやウバメガシ、アオギリ、ナチシダなどは国の天然記念物にも指定されています。
 岬山頂部には四国霊場24番札所の最御崎寺や室戸岬灯台があり歴史的景観が豊かです。
 変化に富んだ海岸は海食、隆起、沈降作用によってできたものです。
 室戸岬灯台のレンズの大きさは直径2m60cmで日本一で、明治32年(1899)に点灯しました。当時の工費は約2万円だったそうです。白色回転は10秒間に1せん光します。ここからの眺望は素晴らしく雄大絶景です。
 雄大な太平洋を望む景勝地室戸岬は四国の東南端にあります。太平洋に向かってV字形に鋭く突き出た約48kmの海岸線は、室戸阿南海岸国定公園に指定されています。断崖絶壁の岩や、大波が打ち寄せる海岸から眺める太平洋の姿は感動的です。


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