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秋田の旅と歴史
秋田の旅     潟上市

神明社観音堂
しんめいしゃかんのんどう
秋田県潟上市(かたがみし)飯田川飯塚字中山
Tel 018-855-5120


 神明社観音堂の創建は、山平重兵衛・児玉丑松・門間吉十郎の3名が元禄2年(1689)八郎潟沖合の水底より発見した千手観音を浜飯塚観音尻に堂社を設け祀ったことに始まります。後に岡飯塚の水神端へ移し、享保19年(1734)に現在地に祀られました。
 大正14年(1925)観音堂修築の際、屋梁に白狐と鹿のミイラがあるのが発見され、千手観音像と共に安置されているそうです。
 観音堂は総ケヤキの入母屋造りで、唐破風を付けた一間社流造りです。神明造りと呼ばれる精緻を極めた棟梁の組み合わせと絢爛たる彫刻は鎌倉美術の深奥をみせてくれます。
 観音堂は昭和27年(1952)国の重要文化財に指定されています。観音堂の横には貞和3年(1347)銘の自然石板碑が4基残っています。


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