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福島の旅と歴史
福島の旅    福島市

岩谷観音
いわやかんのん
福島県福島市岩谷7−3
Tel 024-534-5740 (観音寺)


 福島市の町のすぐ北に信夫山があります。その東端の中腹に岩谷観音があります。平安末期から鎌倉期にかけて、この地を支配していた豪族の伊賀良目七郎高重が応永23年(1416)に持仏聖観音を本尊として観音堂を建立したといわれています。
 1000万年前後前に海底に堆積していた地層が隆起した信夫山の岩肌に、現在は、60余体の磨崖仏があります。大半は江戸時代中期以降に,彫られたものだそうです。
 宝永2年(1705)の聖観音像、宝永7年(1710)の巳待供養弁財像など制作年がわかるものもあります。岩谷一面に、西国三十三所観音を模した仏像をはじめとして、庚申・弁財天・釜神などが彫られています。
 風化が著しいものもありますが磨崖仏としては福島市唯一のものであり昭和39年(1964)に福島市指定史跡及び名勝に指定されています。


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