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山形の旅と歴史
岩手県の旅      盛岡市

岩手大学農学部(旧盛岡高等農林学校)旧本館
いわてだいがくのうがくぶ(きゅうもりおかこうとうのうりんがっこう)きゅうほんかん
岩手県盛岡市上田3丁目18−8
Tel 019-621-6260


 岩手大学農学部旧本館は大正元年(1912)12月に盛岡高等農林学校の本館として建てられました。青森ヒバを用いた明治後期を代表する木造2階建ての欧風建築物で、2階は全体が講堂で、1階は、校長室、事務室、食堂などになっていました。
 昭和49年(1974)大学が現在地に移転後、傷みがひどくなったため、昭和52年(1977)に修復を行い、翌年から岩手大学農学部附属農業教育資料館として使用されています。また、平成6年(1994)10月にも大修復がなされました。
 この旧本館は、明治期に設置された国立専門学校の中心施設として現存する数少ない遺構の一つです。建築当時の姿をそのまま留めていて、保存状態も良好であることから、門番所とともに国の重要文化財に措定されました。

 旧盛岡高等農林学校門番所は明治36年(1903)盛岡高等農林学校の正門(現在の通用門)に建てられた「寄せ棟風八角」の造りで、建築文化にとって価値ある明治の建物です。
旧盛岡高等農林学校門番所
 この門番所は、本館の竣工により、現在地に移築されました。この門番所と旧正門も同時期の学校施設として価値が認められ、旧本館とともに国の重要文化財に指定されました。
旧盛岡高等農林学校門番所


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