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山形の旅と歴史
岩手県の旅      奥州市

後藤新平旧宅
ごとうしんぺいきゅうたく
岩手県奥州市水沢区吉小路8−1
Te0197-122-5642


 後藤新平旧宅は寄棟、茅葺きの江戸中期の武家住宅で、県の有形文化財に指定されています。主屋、厠と板倉、冠木門(かぶきもん)、笠塀などが残されていて水沢町に寄付されたものです。
 後藤新平は、医者でありながら、台湾総督府民政長官、満鉄初代総裁、鉄道院総裁、逓信大臣、内務大臣、外務大臣、東京市第7代市長、ボーイスカウト日本連盟初代総長、東京放送局(のちの日本放送協会)初代総裁、拓殖大学第3代学長などを歴任しました。
 この付近は、江戸時代、「給主小路(きゅしゅこうじ)」とよばれ、大手小路に次いで上級家臣の武家屋敷がおかれたところです。後藤家は留守家御小姓頭(るすけおこしょうかしら)を勤め、新平は安政4年(1857)にこの家で生まれ、留守家奥小姓(おくこしょう)として幕末を迎えたそうです。
 後藤新平は生前、「水沢には墓をつくらないから墓代わりにあの家を長く残しておけ」と言い残したといわれています。


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