あなたは 番目の訪問者です。(ogino作成共通カウント)
直線上に配置
山形の旅と歴史
岩手県の旅      奥州市

岩谷堂共立病院
(明治記念館)
いわやどうきょうりつびょういん
(めいじきねんかん)
岩手県奥州市江刺区岩谷堂字向山42−1


 旧岩谷堂共立病院(明治記念館)は明治7年(1874)に竣工した洋風建築で、当時の凝洋建築物の典型の1つとして大変貴重な文化財です。昭和54年(1979)岩手県の有形文化財に指定されています。
 1階に中2階を設けた4階建てで、頂部に塔屋をのせています。この楼閣と八角形の塔屋が印象的です。縦長の窓を採用し洋風のモチーフを取り込んでいます。建物の組み方や納まりなどは在来工法でなされていて凝洋建築物と呼ばれています。
 岩谷堂共立病院はその後破綻し、明治21年(1888)から39年(1906)まで裁判所の岩谷堂出張所を経て、岩谷堂小学校、実科女学校、農業試験場、岩谷堂町役場、江刺市役所など公共施設として利用されました。
 現在は明治記念館として内部の見学ができるようになりました。菊田一夫の名作ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」のモチーフとしても知られ、朝と夕方にそのメロディーが流れます。


岩手県トップページへ 旅と歴史トップページへ


直線上に配置

inserted by FC2 system