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宮城の旅と歴史
宮城の旅    仙台市青葉区

仙台城跡(青葉山公園)
せんだいじょうせき(あおばやまこうえん)
宮城県仙台市青葉区川内1
Tel 022-261-1111


 JR東北本線仙台駅から西南に約2Kmのところに仙台城祉の青葉山公園があります。仙台城は、別名青葉城といい、城の回りには外堀の機能をはたすように広瀬川が流れています。
 仙台城は文治元年(1189)源頼朝の奥羽討伐ののちこの地の地頭になった千葉胤通が青葉山に居館を築いたことから始まりました。
 関ヶ原の戦いの後62万石に加増された伊達政宗は慶長5年(1600)青葉山を城地として自ら縄張りをして築城工事を起こし2年で完成させました。家康の警戒を避けるために、あえて天守閣は設けなかったそうです。
 本丸は明治の廃藩置県で取り壊されてしまいました。二の丸も明治15年(1882)に火災で焼失してしまいました。大手門は豊臣秀吉が造った九州名護屋城の大手門を移築した壮麗なものでしたが太平洋戦争で焼失してしまいました。昔をしのぶ建物は何も残っていませんが、天守台から市を一望することができます。
 本丸跡の天守台には仙台藩初代藩主伊達政宗の騎馬像が建っています。威風堂々として城下を睥睨しています。正に独眼竜といわれた戦国大名の面影が伝わってきます。
 本丸あとに昭忠塔が建てられています。西南の役(明治10年)、京城事変(明治17年)、日清戦争(明治27−28年)をはじめとする内外の戦いで多くの東北地方の将兵が戦死しました。慰霊のために明治35年(1902)11月に竣工しました。昭忠の字は小松宮彰仁親王の親書です。


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