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秋田の旅と歴史
山形の旅    米沢市

上杉神社
うえすぎじんじゃ
山形県米沢市丸の内1−4−13
Tel 0238-22-3189


 上杉神社は松岬公園内にある上杉謙信公を祀る神社です。上杉家は藤原高藤の流れをくむ鎌倉以来の名家です。慶長年間に上杉景勝は米沢城内に不識庵を建立しました。そこを謙信の廟堂としたのが始まりです。
 明治4年(1871)、治憲を併祀して社殿を改修して不識庵から上杉神社に改めました。米沢藩の藩祖として崇敬されている上杉謙信公を祭神としています。
 
 大正8年(1919)の米沢大火で焼失しましたが、米沢出身の建築家、伊藤忠太博士の設計で再建されました。明治神宮、出雲大社、靖国神社を設計監督した人です。
 大正9年(1920)から再建を始め、大正12年(1923)4月に完成しました。その総工費は46万5500円余の大工事でした。同じ年の米沢市の予算は31万円余りだったそうです。 
 社地は老松や古杉が茂る松岬公園の中央部を占め、面積は約2万uです。社殿は本殿、幣殿、拝殿、神輿舎、神饌所、祭器庫、神符授与所、手水舎、斎館、神楽殿、宝物館、絵馬殿などをそなえています。
 春の「上杉まつり」は4月29日から5月3日まで催されます。例大祭も盛大に催され、太鼓と笛の音が鳴り響き鎧甲の武者行列が市中を練り歩くそうです。
 2月第2土・日には「上杉雪灯篭まつり」も開催されます。

 稽照殿(けいしょうでん)は米沢城本丸跡の上杉神社境内にあります。大正12年、上杉神社再建時、宝物殿として創設したもので、神殿風の重層建築です。
稽照殿
 上杉謙信や2代景勝、10代鷹山など多数の重要文化財を含む歴代上杉家藩主の遺品や資料を展示しています。1000点以上の収蔵物の中には、秀吉や信長から贈られたという豪華な品も残っています。
稽照殿


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